夏こそ、ご飯です

2012/07/31 | Category: 雑記

こんにちは。スタッフT.Mです。
私はお惣菜担当や栄養士という立場から、せっかくなので私は食べ物という観点から元気になることを考えたいと思います。

みなさんは、元気を出したいここぞというときには、どのようなものを食べようと思いますか??
よく一般的に言われるのはお肉やにんにく、うなぎなどが挙げられるかと思います。しかし、これにはちょっとした誤解があります。

ここで一旦考えて頂きたいことがあります。そもそもみなさんにとって『元気』とはどのようなものをさしているのでしょうか。
ここでは元気を『スタミナ』と『パワー』に分けて考えたいと思います。
なぜならこの二つは元になる栄養素が全く異なるからです。スタミナは持久力、パワーは筋力を指しています。
よく今の季節、暑い日が続き夏バテ気味だけど、仕事が手一杯…なんていうこともあるかと思います。このような場合に必要な元気はスタミナ、つまり持久力です。
スタミナをつけるため主な栄養素は、先ほど挙げたような食材ではなく、実はお米や麺類、パンなどの糖質です。糖質はエネルギー利用の効率が三大栄養素の中で最も良いため、常にエネルギーを補給したい持久戦には欠かせません。例えば、フルマラソンの選手などは大会一週間前くらいになると、80%以上糖質中心の食事に切り替え、二時間を越える競技に備えます。

スタミナには焼き肉、と思っている人がいるかもしれませんが、お肉の主な栄養素はタンパク質なので、先ほどいったパワー、つまり筋力をつけたい場合に必要となってきます。タンパク質は体の組織を作る材料となるので、肉体改造などで筋肉をつけたいと考えている人はぜひお肉を食べて下さい。

また、にんにくは非常にスタミナには有効な食材です。糖質をエネルギーとして消費する際には、必ずビタミンB1が必要になるのですが、にんにくにはそれが多く含まれているので効率よくエネルギーを利用できます。またにんにく内のアリシンという成分はビタミンB1の吸収率を高めてくれるので、相乗効果もあります。
スタミナにはにんにく、と言われているのは、にんにく自体に効果があるわけではなく、糖質を利用しやすい環境をととのえてくれる、という点でとても優れていると言えます。

みなさんも食欲がないからといって欠食したりせずに、お米をしっかり食べて、元気に暑い夏を乗り越えていきましょう!!