スタッフのSです。
先日、フェニックスプラザであった、千原せいじさんの講演会に行ってきました。

「世界から見た日本!せいじから見た福井!」というお題だったので、せいじさんが福井についてどのようなイメージを抱いて、話をしてくれるのかちょっと期待して行きましたが……見事に福井の事には一切触れず、“イメージ通りのマイペースなせいじさんだなぁ”と思いながら話を聞きました。

テレビ番組で、アフリカを中心に色んな国に行っているせいじさんらしく、独特な視点でみんながしている、募金の裏話もしてくれました。(これはあくまでもせいじさんが目にし、耳にした1部分だそうですが……)

頭の上に水をくむ為のかめを乗せて4時間かけて水をくみにいく女性。皆さんもテレビなどで目にした事があるかもしれません。

それを不憫の思って外国人が募金を集め、せっせと井戸を掘ってくれたものの、実はアフリカには乾季と雨季があり、雨季には逆に井戸から水があふれだし、家の中まで水浸しになって村人がすごく困っていた、という話や、アフリカの色んな村で、その場に似つかわしくない建物が建っていて、何も使われていない様子なのでどうしてか聞いてみると、募金で学校を建ててくれたけど、子供達を教える先生がいないので使っていない……という変な事が起きている。
という話から、「みんな然るべき所に募金を使ってくれる団体を選ばなくちゃいけないよ。」という言葉には考えさせられました。

そして、何より印象的だったのが、日本はどこか鎖国的な考えがまだ残っているから、子供達はどんどん海外へ出て、色んな国の視点から日本を見て、もっともっと価値観を広げてあげるべきだ。という話です。

先日、小学校を卒業した息子が思い浮かびました。
息子は、スポ少で、サッカーをやっていたのですが、今回の卒業にあたり、他の子供達で、「金沢の中学を受験する」とか、「クラブチームに入る為に滋賀の中学校に入って頑張る」とか、「九州の中学校に進んで、寮生活をする」という声が聞こえてきて、私には今の段階ではまだ、息子を外に出すという考えが無かったのでとても衝撃をうけ、(自分の息子の為にその決断をした両親もすごいなぁ)と思いました。

先日、引退されたイチロー選手も、「アメリカに来て、外国人になった事で、人の思いを慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れた。この体験は、本を読んだり情報を取る事はできたとしても、体験しないと自分の中からは生まれない。」とおっしゃていて、講演会の後の私にとって、とてもタイムリーな事柄だったので、なおさら心につき刺さりました。
息子にはこれからも、色んな体験を通して、成長してもらえたらなぁと思います。

来月の入学式で、息子はある“お役”を仰せつかりました。
「緊張する~!どうしよう、どうしよう!」という息子に、「大した事ないよ。そんなの堂々としていつも通りやればいいんだよ」と偉そうに答えたものの、会社のスピーチで話す私の手や足は震えています。
息子と一緒に、私も、これからまだまだ人として成長していけたなぁ……と思いました。